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『英文解釈教室』ノート

『英文解釈教室』ノート25 Chapter 12 比較の一般問題 ② than [as]+(S)+V

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Chapter 12 比較の一般問題 ② than [as]+(S)+V

 

 12.2.1

* ポイント *

我々について、現在と五十年前を、豊かさの点で比較。

語釈:

better off: 豊かで

検討: なし

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 12.2.2

* ポイント *

これらの原因について、実際と見かけを、重要さの点で比較。

語釈: なし

検討: なし

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 12.2.3

* ポイント *

外国語で考えることと外国語で感じることを、易しさの点で比較。

語釈: なし

検討: なし

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 12.2.4

* ポイント *

鳥について、見える量と聴こえる量を比較。

語釈: なし

検討: なし

訳例:

今は葉が繁っているので、耳に聞こえるほど鳥は目に入らない。

さらに一歩: なし

 

 12.2.5

* ポイント *

世界について、未来と現在を、英知の必要性の点で比較。

語釈: なし

検討: なし

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 12.2.6

* ポイント *

良い印象を与えることについて、会ったことのない人に手紙を書く場合と友人に手紙を書く場合を、重要性の点で比較。

語釈: なし

検討: なし

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 12.2.7

* ポイント *

職能の専門化について、専門化した場合と一人で全てやる場合を、達成力の点で比較。

語釈:

function: 職能

検討:

○ achieve far more than he would:

He would achieve the things.
「彼はある物事を達成できる」

He achieves far more things.
「彼はそれよりもっと多くの物事を達成できる」

more の中に、下線部が同居していると考える。

他の例:

The result of the election left him a far weaker President than expected.
「選挙の結果、彼は期待されたよりもはるかに力の弱い大統領となってしまった」

ここは「期待されていた大統領」と「それよりはるかに弱い大統領」が同居。

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 12.2.8

* ポイント *

我々に関し、自分の認識と他人の認識を、体型の点で比較。

語釈: なし

検討:

○ as fat or as thin and bony:

主文にある never(=not ever)の作用域が、目的語となる節にまで及ぶ。

=We believe that we are not [{as fat} or {as thin and bony}] [as other peoples say we are].

not A or B(A でも B でもない)と not as (=so) C as D(D ほど C でない)の合体形。

訳例:

我々は他人が言うほど自分は太ってもいないし、痩せて骨ばってもいない、と思っている。

さらに一歩: なし

 

 12.2.9

* ポイント *

科学の仕事について、実際上と想像上とを、難しさの点で比較。

語釈: なし

検討: なし

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 12.2.10

* ポイント *

彼の出生について、イングランドの空と彼が生まれた場所の空を、青さの点で比較。

語釈: なし

検討:

○ a bluer sky than:

彼が生まれた土地の空と、イングランドで見られる空の青さは別物。

(1) 関係詞として

a bluer sky には、「イングランドで見られる青空」 the blue sky that is generally seen in England と、「それよりも青い空」 a bluer sky が同居している。

(2) 接続詞として

than 以下を、主語を補い The sky is generally seen in England. と読めば、than は接続詞。

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 12.2.11

* ポイント *

彼女について、現状と望ましい状態を、注意を払う点で比較。

語釈: なし

検討: なし

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 12.2.12

* ポイント *

原子力発電所と石炭1800万トンを、生み出す電力の点で比較。

語釈: なし

検討:

○ These nuclear power stations should:

期待・予定を示す should。推量、必然の should ともいわれる。

例: He should succeed this time.
「彼は今度は成功するはずだ」

訳例: 略

さらに一歩:

○ These nuclear power stations:

「原子力発電所」と訳すから何となく安全が担保されている(最近はそうも思われなくなっているが)気がするが、「核発電所」としたらどうだろう。訳語によって、感じ方が変わる好例。

 

 12.2.13

* ポイント *

送り出せる医師について、指示可能性と予算の点で比較。

語釈:

at its disposal: 勝手にできる
pay for: … の代金を払う

検討:

○ as many doctors as:

前の as は指示副詞「その分(後の as 以下の分)だけ」。

段階形容詞 many は「多い」でなく「数の多寡」を示す。

後の as は接続詞とも関係詞ともとれる「以下に述べるのと同じ」。

訳例:

政府はその地域に、予算の許す範囲で動員できる限りの医師団を送り込んだ。

さらに一歩: なし

 

 12.2 例題(1)

* ポイント *

more が品詞の二面性を有する

語釈:

humanity: 人間、人類
materialistic: 物質主義の
assert: 主張する

検討:

○ there is far more in them of idealistic power than ever comes to the surface of the world.:

more は、far に対しては副詞的または形容詞的、of idealistic power に対しては名詞的に働く。しかも、more はそれぞれ違うものを指す「理想主義的な多くのもの」「その多くのものよりさらに多くのもの」

far more 「もっと多く/多い」

more of idealistic power 「理想主義的な力のより多くのもの」

more of を副詞的にイディオム「多く」ととり、idealistic に掛かると考えてもよい。

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 12.2 例題(2)

語釈:

the one fact: 唯一の事実
unique: 一つの > 独特の
realease: 放出する
represent: … に相当する
concentrated: 凝縮した
as much: 同量の
immeasurably: 途方もなく
spread: 行き渡る
atomic material: 核物質

検討:

○ several million times as concentrated as in any form previously known:

名詞句が副詞的に前節全体に掛かると考える。「それまでのどんな形で知られる凝縮エネルギーの数百万倍の」

訳例: 略

さらに一歩:

○ The total amount of energy in a bomb is not as great as man has used or felt in other forms.:

後の as が何となくイヤだが … 。

これは目的語を内包した疑似関係代名詞とでもいうべきもの。

強いて後半部を復元すれば、as amounts that man has used or felt in other forms とでもなろうか。

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著者略歴

  1. 柴田 耕太郎

     早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒。
     岩波書店勤務、フランス留学を経、大手劇団文芸部所属など演劇活動。
     翻訳業界で約40年。(株)DHC 取締役、(株)アイディ代表取締役を経、現在翻訳教育家。
     獨協大学外国語学部・東京女子大学非常勤講師。
     『英文翻訳テクニック』(ちくま新書)など著訳書十数冊。
     演劇・映像・出版・産業各分野で実績のある翻訳実践者。
     翻訳ベンチャー(株)アイディを自社ビルを有する中堅企業に育てた翻訳経営者。
     出版翻訳者を40人以上デビューさせた翻訳教育者。
     アイディ『英文教室』(http://www.wayaku.jp/)主宰。

関連書籍

研究社WEBマガジン Lingua 4 月号 第 9 巻第 1 号(総号 329 号)
●令和 4 年 4 月 25 日発行
●発行者 吉田尚志
●発行所 株式会社研究社 東京都千代田区富士見2-11-3
●デザイン 岩野美也子(ibox design)
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