『英文解釈教室』ノート23 Chapter 11 修飾語の位置(2) ② H+M ~ ③ M+H (句・節・文)
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Chapter 11 修飾語の位置(2) ② H+M
11.2.1
* ポイント *
場面が狭まる
語釈: なし
検討: なし
訳例: 略
さらに一歩:
○ downstairs to the dining-room:
副詞+前置詞句の訳。
「副詞で大状況、前置詞句で小状況」または 「副詞で大まかな位置、前置詞句で具体的な場所」と覚える。
つまり、場面が狭まるのである。 本文であれば「ヘレンは下 → 具体的には食堂」に行ったのだ。
underneath は副詞「下で」
(下の方に茂る → 塊の状態で)
over は副詞「向こうへ」 out は副詞「外を」 into は場所を示す前置詞
(向こうへ歩いてゆく → ドアのところへ / 外を見る → 廊下のところを)
out は副詞「外に」 into は場所を示す前置詞
(部屋から外にだす → その場所は庭)
11.2.2
* ポイント *
副詞の順序
語釈:
検討: なし
訳例: 略
さらに一歩: なし
11.2.3
* ポイント *
care は自動詞
語釈:
検討: なし
訳例: 略
さらに一歩: なし
11.2.4
* ポイント *
掛かり方に注意
語釈:
検討:
○ nothing that was mean or parsimonious:
→ Anything was not mean or parsimonious.
と読み替える。両者否定。
訳例:
彼の性格は、けちでも物惜しみでもなかった。
さらに一歩: なし
11.2.5
* ポイント *
カンマに注意
語釈:
検討:
① unknown:
「知られていない」では「事実としてあったのだが、知る人は少ない」の意味に取られてしまう。この unknown は「… を経験していない」の意。
② , to realize:
reflect の目的語となる節が長いので、読点の代わりをするカンマ。「… を認識するには」
訳例: 略
さらに一歩:
○ seaside:
「保養・避暑に適した海岸(の土地)」 (米) beach
11.2.6
* ポイント *
in general は語修飾
語釈:
検討:
○ Man in general:
名詞の後に来る in general は前の名詞を修飾する。
「一般に」は generally。文中であれば in general も可。
People in that country are in general hospitable toward foreign tourists.
その国の人々は一般に外国人旅行者に対して親切だ。
訳例:
普通の人は、自分の持っているものの有難さを、それが奪われるまで分からない。
さらに一歩: なし
11.2.7
* ポイント *
補語の省略
語釈: なし
検討:
○ as we are as long as they are alive:
前の as は接続詞「… と同じく」
we are の後に breathing が省略。
中の as は指示副詞「その分(後の as)だけ」
後の as は接続詞「… と同じく」
訳例: 略
さらに一歩: なし
11.2 例題
* ポイント *
and が結ぶもの
語釈:
検討:
○ once:
文頭、動詞の前で「かつて」
文末、動詞の後で「一度」
訳例: 略
さらに一歩:
① , to spend half … :
カンマの前でいったん意識が切れる。前から訳すとよい「そして30分を費やし …」
② which she had let fall:
She had let mittens fall. と読み替えられる。使役動詞 let は放任を含意「彼女は手袋自身が勝手に落ちるままにさせた」。
Chapter 11 修飾語の位置(2) ③ M+H (句・節・文)
11.3.1
* ポイント *
only の訳
語釈:
検討:
① only:
強調の意味が伝われば訳は自由。「まさに機会」「機会というだけ」「機会でこそある」など。
② intelligently:
to 不定詞を修飾する副詞は、その直前に置かれる。
「賢明にふたたび始めるための …」
訳例: 略
さらに一歩: なし
11.3.2
* ポイント *
with me の掛かり方
語釈: なし
検討:
○ to make a quick survey of the problem:
漢語的(硬い感じ)になっている(その問題の迅速な調査をするために)。
柔らかく書けば、to survey the problem quickly(その件を素早く調べるのに)
訳例: 略
さらに一歩: なし
11.3.3
* ポイント *
前置詞句に掛かる副詞
語釈:
検討:
① bad writing:
悪文: poor writing、bad writing
悪筆: bad (hand)writing
文脈から「悪筆」をとりたい。
② simply:
from 以下の前置詞句に掛かる「ただ … だけから」。
訳例:
悪筆は、早く書きすぎることから生じることが多い。
さらに一歩: なし
11.3.4
* ポイント *
名詞の副詞化
語釈:
検討:
○ centuries before:
名詞が副詞化し、以下の前置詞句に掛かる「何世紀も前に」。
訳例: 略
さらに一歩: なし
11.3.5
* ポイント *
二つの M の掛かり方
語釈: なし
検討: なし
訳例: 略
さらに一歩:
○ like:
ここは前置詞「… に似た」。
他に
形容詞
例: two skirts of like design
(同じデザインの2枚のスカート)
副詞
例: Like enough it will rain before morning.
(たぶん明け方は雨だろう)
接続詞
例: She swims like I do.
(彼女は私と同じように泳ぐ)
名詞
例: We would never see Sam's like again.
(サムのような人には二度と会えないだろう)
動詞
例: The poor kid like to froze.
(可哀そうにその子は危く凍死するところだった)
* like to アメリカ南部方言で「… しそうだった」
間投詞
例: Like, why didn't you write to me?
(ねえ、どうして手紙を書いてくれなかったの)
11.3.6
* ポイント *
that の意味
語釈: なし
検討:
○ right at the beginning:
この right は強調の副詞「全く」で、前置詞・副詞の前にくるもの。
訳例: 略
さらに一歩: なし
11.3.7
* ポイント *
前置詞・副詞の前の well
語釈:
検討: なし
訳例: 略
さらに一歩: なし
11.3.8
* ポイント *
副詞句がふたつ
語釈:
検討: なし
訳例: 略
さらに一歩: なし
11.3.9
* ポイント *
時間差の only
語釈: なし
検討: なし
訳例: 略
さらに一歩:
○ only:
only は「… して初めて」の訳があてはまることが多いが、絶対ではない。あくまでも他との比較で時間差が含意される場合に限る。次のようなものは、不可。
このあと「大人になってから書物を読んでも、子供の頃受けた印象の再確認であることが多い」との文脈になっており、「はじめて」との対照・発展が見えない。
ここは「子供の頃にこそ」と強調に訳すべきところ。
11.3.10
* ポイント *
すぐ後の節に掛かる副詞
語釈: なし
検討:
○ long before:
この long は副詞で「ずっと」の意味。
「長い間」は for a long time。
訳例: 略
さらに一歩: なし
11.3.11
* ポイント *
as much に注目
語釈: なし
検討:
○ as much:
as は指示副詞「その分(だけ)」。
much は不定の量を示す副詞。
as much because が前の partly because に対応する。
「それと同じ分だけ … 以下の理由による」→「(だが)同じく部分的には … によるものである」
訳例: 略
さらに一歩: なし
11.3.12
* ポイント *
much as で節が並列
語釈:
検討:
○ you may want to travel:
この may は現在または未来の推量なので、「旅行したいと思っているかもしれない」「旅行したくなるかもしれない」どちらともとれる。
訳例: 略
さらに一歩: なし
11.3.13
* ポイント *
文修飾か語修飾か
語釈: なし
検討:
○ obviously forgotten:
obviously は筆者の判断であり、It was obvious that he had forgotten his promise.と言い換えられるので文修飾。
「明らかに忘れていた」との訳は (1) 「完全に忘れた」語修飾 (2) 「忘れたのが明白」文修飾、のふたつに取れそうだが、この場合は大した違いがないのでこれでよいだろう。
訳例: 略
さらに一歩: なし
11.3.14
* ポイント *
taste は多義
語釈:
検討:
○ taste:
(1) 味覚 (2) 風味 (3) 経験 (4) 嗜好 (5) 審美眼 (6) 思慮、など多義。
good taste は「センス」「趣味のよさ」。
cf. good sense 良識
訳例: 略
さらに一歩: なし
11.3 例題(1)
* ポイント *
not because ~ but because
語釈:
検討:
○ relatively few:
few が、relatively に対しては形容詞、read に対しては名詞の働きをしている。
訳例: 略
さらに一歩: なし
11.3 例題(2)
* ポイント *
前の副詞句がやたらと長い強調構文
語釈:
検討:
○ all the people:
このあたり丁寧に分かりやすく分解すると、
… , of all the people working in the place
「その事業所で働く全ての人たちのうち」
on whom he or she could have unburdened themselves.
「その人たちに対して誰彼はやろうと思えば自分の悩みを相談することができる可能性があった」
Robert was single out.
「ロバートが指名された」
→「困っている人たちが自分の悩みをこの人になら打ち明けてもよいと考えられる当事業所の全該当者のうち、決まってロバートが相談する相手として選ばれた」ということ。
訳例: 略
さらに一歩:
○ of all the people:
文が複雑で、原文を忠実に写そうとするとごたごたした訳文になってしまいそう。それで「…、その店で働いている人たち全部の中から悩みを打ち明ける相手としてその人が選び出すのは、…」としても仕方ないだろうが、正確には検討で示したように「相談するに足る人たち全部合わせたうちで、かならず選ばれるのは …」ということ。
「相談し甲斐がありそうな店の同僚のうち、決まって選ばれるのは …」とするのもよいだろう。
























