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『英文解釈教室』ノート

『英文解釈教室』ノート14 Chapter 7 It … that … ① It+V+that … ~ ② It(形式主語) … 名詞節

14
Chapter 7 It … that … ① It+V+that …

 

 7.1.1

* ポイント *

may は可能性を示す

語釈:

with: … に対して
ill: (1) 具合が悪い > (2) 病気の、のうち (1)

検討: なし

訳例: 略

さらに一歩:

○ it:

(1) 便宜的に it は that 以下を指すとするが、厳密には it は漠然とした状況と考えたほうがよいだろう「状況は that 以下の点で存在しうる」。
(2) この it は the fact の代用と考えることもできるだろう。
The fact that … may be. (… という事実が在りうる)

 

 7.1.2

* ポイント *

it is not that と it is simply that が呼応関係

語釈:

probably: 十中八九
distinguish: ここは自動詞で「相違を見分ける」
song: 歌 > さえずり
an exception: 可算名詞化で「例外的な人物」
It is not that ~: 「だからといって ~ というわけではない」=I would not say that ~
*説明の仕方は他にもある
It is simply that ~ =I would simply say that ~

検討: なし

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 7.1.3

* ポイント *

happen の意味の広がり

語釈:

as a rule: 概して

検討: なし

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 7.1.4

* ポイント *

副詞 out は隠れたものが表に出ること

語釈:

Sonny: 人名「サニー」「ソニー」
cf. sonny 「坊や」

検討: なし

訳例: 略

さらに一歩:

○ It never (noticed, occurred, struck, dawned) me that …:

noticed: 自動詞なし、他動詞 SVO で「私に気付く」は意味からしておかしい。
occurred: 他動詞なし、自動詞なら次に前置詞 to がくる。
dawned: 他動詞なし、自動詞なら次に前置詞 on, upon がくる「… に分かり始める」。
struck: 他動詞 SVO で「(人)の心に浮かぶ」。

 

 7.1.5

* ポイント *

時制の一致

語釈:

occur to: 心に浮かぶ
text: 図表に対する本文

検討:

○ John Gutenberg:

地名・人名は現地語読みが通例「ヨハネス・グーテンベルク」

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 7.1.6

* ポイント *

後の would は時制の一致

語釈:

would: 仮定法
no: =not any not ever=never
unite: 「結束する」 in は信用、信頼

検討:

○ truth:

不可算名詞で「真理」、the truth と可算名詞化し「事実」

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 7.1 例題

* ポイント *

部分否定と、because の制限範囲

語釈:

trouble: 苦しめる
contender: 競争者
deadly: 痛烈な
issue: 論点
deep: 重大な
not necessarily: 部分否定「必ずしも … とは限らない」
radically: 完全に
antagonism: 敵対
divergence: 相違
many a: 数々の
ferocious: 残忍な
quarrel: 反目
sectarian: 宗派
worship: 崇拝する

検討:

○ because … not:

(1) 「… なので、~ ない」 (2) 「… からといって、~ とは限らない」の二つのうち、ここは (2)

訳例: 略

さらに一歩: なし

 


Chapter 7 It … that … ② It(形式主語) … 名詞節

 

 7.2.1

* ポイント *

add は自動詞か他動詞か

語釈:

add to: 自動詞+前置詞=他動詞化「… を増やす」=increase
remorse: 後悔

検討: なし

訳例: 略

さらに一歩:

○ It ~ that ―:

(1) 筆者の判断(要求・提案・必要)が主節に示される場合、that 節内に should(米用法では動詞原形)が来る。
動詞なら、ask, agree, desire, order など。
形容詞なら、important, necessary など。
that 節内は未来のこと「― であるように」「― する(なる)」
(2) 筆者の感情が主節に示される場合、that 節内に should(英・米共通)が来る。
形容詞なら、be alarmed, strange, natural など。
事実を示す場合は that 節内に should は来ない。
should が来ても、それが事実か否かは言っていない(だが、流れから事実だと思っていそうなことが多い)。
訳は「… するなどとは」「… するなんて」

 

 7.2.2

* ポイント *

would と will の関係に注意

語釈:

would: 語調の緩和
care for: 世話をする

検討:

○ It would seem …:

直説法単純現在(it seems)の代用。やわらげ・不確実(現在の推測ともとれる)

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 7.2.3

* ポイント *

be to do の意味

語釈:

is to do > be to do: 可能性
tamely: 慣れて

検討:

○ It is hardly to be expected that …:

可能性の be to do は、通例ここのように否定形(hardly)、受身形(to be done)で使われる。

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 7.2.4

* ポイント *

should have p.p. を紋切型に読まない

語釈:

persistent: 持続性の
untiring: 不屈の

検討: なし

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 7.2.5

* ポイント *

that は二つの it を受ける

語釈:

look upon A with B: A を B の気持でみなす

検討: なし

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 7.2.6

* ポイント *

要求・提案に呼応する should

語釈:

be in command: 指揮をとる

検討:

○ command の語義:

command は (u) 指揮、(c) 命令のうち、ここでは「指揮」

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 7.2.7

* ポイント *

慣用句は深く追求しないこと

語釈:

outset: 手始め
acknowledge: 認める

検討: なし

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 7.2.8

* ポイント *

must の意味

語釈:

ascribe: … のせいにする
forbearance: 忍耐
put up with: 我慢する
rudeness: 無作法

検討: なし

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 7.2.9

* ポイント *

it は whether 以下を指す

語釈:

taught myself > teach oneself: 独習する

検討:

○ teach oneself:

他動詞+~self は自動詞化。

訳例: 略

さらに一歩: なし

 

 7.2.10

* ポイント *

man の多義性

語釈: なし

検討: なし

訳例: 略

さらに一歩:

○ a man:

a man (1) 男 (2) 大人の男 (3) 人

例: What can a man do it in such a case.
(こんな場合どうすればいいのだろう)

man (1) (動物に対し)人間 (2) (女に対し)男 (3) the man あいつ、奴

cf. 人間 man, mankind
ひと個人 a man, a person, a human being

 

 7.2 例題

* ポイント *

it の指すものに注意

語釈:

indicate: 示す > 指摘する
particular: (1) 特定の (2) 個々の、のうち (2)
requirements: 可算名詞化で「必要物」「要件」
help to: … に役立つ
dispel: 追い散らす
impression: 感じ、考え
in a vacuum: 真空状態
serve to: … に役立つ
abstract: (1) 抽象的な (2) 純粋な、のうち (2)
picture: この場合「状況」
not necessarily: 部分否定「必ずしも … でない」
on their part: 彼らの側で
pressing: 差し迫った
precede: … に先行する

検討: なし

訳例:

科学者が研究する個々の問題と、その時代の社会的状況・技術的要求の間には、密接な関連があることを指摘するのが普通のことになっている。この傾向はたしかに、「純粋」科学者は真空状態の中で仕事をするのであって外部の世界の状況とはまったく関係を持たない、といった誤った考えを一掃するのに役立っている。またそれは、科学者の研究テーマがいかに分かりにくいものであれ、科学者はやはり時代の社会状況の一要素と見なされて当然という考え方を支えることにもつながっている。だからといってこれは、科学者のする仕事はすべて、たとえ科学者自身が意識していなくても、何か差し迫った社会的要求から生まれたものだといった、明らかにまちがったことを意味するわけではない。何十年間もまったく応用されぬままになっている大発見の数を考えれば、科学者の自由な探求の精神が時として周囲の社会の必要に先んじることは明らかである。

さらに一歩:

① “pure” scientist:

pure scientist なら「純粋[理論]科学の研究者」だが、“pure” と独立させているし、文脈からしても、所謂「純粋な」科学者。

② it, this, that:

it は抽象性が高く、this, that を受けられる。

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著者略歴

  1. 柴田 耕太郎

     早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒。
     岩波書店勤務、フランス留学を経、大手劇団文芸部所属など演劇活動。
     翻訳業界で約40年。(株)DHC 取締役、(株)アイディ代表取締役を経、現在翻訳教育家。
     獨協大学外国語学部・東京女子大学非常勤講師。
     『英文翻訳テクニック』(ちくま新書)など著訳書十数冊。
     演劇・映像・出版・産業各分野で実績のある翻訳実践者。
     翻訳ベンチャー(株)アイディを自社ビルを有する中堅企業に育てた翻訳経営者。
     出版翻訳者を40人以上デビューさせた翻訳教育者。
     アイディ『英文教室』(http://www.wayaku.jp/)主宰。

関連書籍

研究社WEBマガジン Lingua 4 月号 第 9 巻第 1 号(総号 329 号)
●令和 4 年 4 月 25 日発行
●発行者 吉田尚志
●発行所 株式会社研究社 東京都千代田区富士見2-11-3
●デザイン 岩野美也子(ibox design)
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